pureなきみへ
松倉くん、23歳のお誕生日おめでとう。
松倉くんにとって今日はどんな日になっただろう。
この一年はどんな年になるんだろう。
地球まるごと包み込むような綺麗でどこまでも伸びる歌声。
パフォーマンスの力強さとつま先まで届くしなやかさ。
視線の映し方の美しさ。
ちゅるんなお顔なのに、ガッシリとした肩と大きな背中。
ぶかぶかの袖から見えるゴツゴツの手。
一般的には緊張時にしがちといわれる、舌をぺろってする仕草さえも、自信に満ち溢れているように見えるところ。
笑顔が太陽なところ。
いじられたときにめちゃくちゃ嬉しそうなところ。
すぐにありがとう!ごめん!って言うところ。
気付いたら落ち込んでるし、反省しているところ。
ケンカをしたらヘッドフォンをしてしばらく疎通を遮断していたことがあったエピソード(ちゃかまるより)聞く限り、意外と意志が強くて頑固そうなところ。
催眠術にまるでかからないところ。
自分自身のことを大切にしているところ。
好きなものを大切にしているところ。
居心地の良い場所を見つけたことや、自分自身の生きがいを教えてくれるところ。
2020年7月20日のまちゅまる。
松倉くんの素敵なところはきっとまだまだあるし、知らないこともたくさんあるだろう。
今では信じられないけど、Travis Japanを好きになったばかりの2020年1月、松倉くんのお顔がなかなか覚えられなかったし、彼を褒める"アーティスティック"という言葉にもあまりピンときていなかったし(ごめんなさい)、
そもそも、本当にピュアな人はピュアを名乗らないし、愛と感謝を大切に、と何度も言うなんて怪しい。怪しすぎる。と松倉くんのことをだいぶ疑っていた。(ごめんなさい)
魅力溢れるメンバーばかりで、観る動画によって気になる人が変わっていって、いわゆる自担がなかなか決まらなかった。決めようと思って決めるものじゃないし、観られるものをたくさん観て、流れに身を任せようと思った。
当時、今よりももっと精神がグラグラしていたので安定させるために毎日日記をつけていて「自担がなかなか決まらないけど、たぶんこの中にいると思う」と気になっているメンバー3人の名前を書いていた。その中に松倉くんはいなかった。
そして2月になった。
トラジャを好きになってから、トラジャのことを好きな人たちとお話したいと思うようになった。Twitterのアカウントをつくろう。せっかくなら特別感のある日がいいな。そういえば今年はうるう年だ。こうして2月29日、今のアカウントをつくった。
そしてTwitterを眺めていたら、その日の夜に松倉くんと閑也くんのらじらーがあることを知った。うるう日にトラジャのメンバーの声が聴ける。何かの運命かもしれないだと思って聴いた。
2月29日の日記を読み返すと「多分私は松倉くんが好きなんだと思う」と書いていた。
それまで他のメンバーについて書くことが多かったのに。どういう感情の動きだったのか、自分でもよく覚えていない。
何がきっかけだったんだろう。
VOLCANOのパフォーマンスを初めて観た時の衝撃とか、2月9日のMステでカメラのほうを見て微笑んだときのこととか、メンバーの笑顔の先にいつもいた松倉くんとか、らじらーの時の真っ直ぐで丁寧に言葉を紡ぐ声とか。そういうひとつひとつ積み重なりをじんわりと思い出して、一ヶ月ゆっくりと時間をかけて、松倉くんが好きだと気づいたのかもしれない。
そして、堂本剛くんの「街」を聴いて、pure(ピュア)の意味が分かった気がした。
現実を突きつけられようとも。時代に絶望しようとも。
それでも希望を持っていよう。真っ直ぐでいよう。好きなものには好きと言おう。愛を刻もう。痛みを忘れないでいよう。
松倉くんが大切にしていることが分かったような気がした。
この曲を人生の指針として掲げる、松倉くんのことをもっと知りたいと思った。
松倉くんが生まれてから22年。
松倉くんがアイドルになってから9年。
松倉くんを好きだと気づいてから8ヶ月。
たったの8ヶ月。
私は松倉くんのことをほとんど知らないだろう。
だけど、好きになってから短い期間なのに、すでにたくさんの幸せをもらっている。
『アイドルは幸せを共有できる存在だと思う』と、以前雑誌で松倉くんが言っていた。本当にそうだと思った。
なんでもない日が楽しくなって、日々が彩られた。お祝いごとが増えた。髪にオレンジをいれて、気分が上がった。好きなものが増えた。苦手だと思っていたことが、全然苦手じゃないことに気づいた。沈んだ気持ちをふっとすくってもらった。
好きになったら、いいことがたくさんあったよ。
いつも真っ直ぐでいてくれてありがとう。
信念を持って、愛と感謝を忘れないでいてくれてありがとう。
歩き続けてくれてありがとう。
そして。今まで松倉くんのことを応援していた人たちにも感謝しています。今こうして輝く松倉くんを見つけることができたのは、その人たちのおかげでもあるから。ありがとうございます。
今日は雲ひとつない青空で、本当に良い天気だったな。
松倉くんかと思ったよ。
改めて、23歳のお誕生日おめでとう。
これからも、松倉くんの歩いてく先に、愛がたくさん咲いていますように。
2020年11月14日