思い出更新、みたいな。【まちゅパラ感想】

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どうも。皆さんお元気ですか?

8/8、Summer Paradise2020にて、Travis Japan”ドラマティック爆弾”こと松倉海斗くんの公演(まちゅパラ)があまりにも素晴らしすぎたのでここに書きなぐります。

(なお、余韻に浸りながら言語化していたら三日経っていました)

 

ソロコン期間、公演を見るたびにトラジャを好きになり、翌日のちゃかまる(宮近さんのブログ)を読んでボロ泣きするまでがセットで、睡眠不足の日々を送っていました。まちゅパラ前日は、本当に眠れなかった。松倉くん絶対もう寝てんよ・・・と思いながらも目が冴え冴え。当日は緊張による動悸と睡眠不足による吐き気で死にそうでした。

松倉くんがぶちかましてくれることは分かっていて、自分がそれに心を揺さぶられることも分かっていて、だからこそ怖かったのかもしれません。トラジャ、そして松倉くんを好きになって5ヶ月くらいだけど、まちゅパラを観終わった後、うわー!とんでもない人を好きになってしまったなー!と嬉しく思いました。今回の機会で松倉くんのいろいろな面をみられて、表現したいことや伝えたいことに真摯に向き合っているのをこの目で目撃できたこと、本当に良かった。

 

 

曲の合間「お前の夢はなんだ?」と問いかけてきたり、「険しい道になるぞ」と忠告や助言をくれていたストーリーテラーの正体が、後半で実は”未来の僕”であることが明かされ、「7人で夢の舞台で輝いている。だから心配はいらない。乗り越えられる」とメッセージをくれるところ、本当に説得力がありましたし、松倉くんがこの演出を考え魅せてくれたことについても、グッときました。

 

 

 

ではまず曲の感想を。

 

『LIFE~目の前の向こうへ~』

ど初っ端から本当にワクワクさせてくれる選曲。スタートを切って走り出した気持ちになりました。「明日の自分を準備して」「振り返らずに歩み続けたい」「まだまだ終わらないから」全身全霊、力強く歌っていて震えました。そして松倉くんを包むオレンジ色のペンライトの波が、アツくて綺麗なこと。

松倉くんは自分自身のことを「落ち込みやすい」や「繊細」と評価していて、それはそうなのかもしれないけど、パフォーマンス中の彼って本っ当に自信満々な表情をしていて、この矛盾がとてもとても好きだと思いました。宮近さんが「あいつの弱い部分が強くさせている」と言っていたけど、それに通ずる部分があるんだろうな。あと1公演目は獲物をロックオンしたのか?ってくらいに舌舐めずりをしていたので、やめてー!(やめないでー!)と思いました。

 

『自分のために』

一曲目のLIFEとはまた違い、応援歌っぽい?と思っていたのですが、聴いているうちに、これって自分に言い聞かせているんだろうなと思いました。「進め!進め!自分のために!」この言葉、松倉くんに贈りたい。ちゅるんなお顔でにこにこと歌ってくれる松倉くん。始まったばかりなのに、この時点でもう元気をもらえて、緊張による動悸、睡眠不足による吐き気が吹っ飛びました。松倉くんすごい。

 

『夢のHollywood』

「自分の夢は、心を揺さぶれる表現者になること。なぜなら表現は無限大だから」

ナレーションの後、夢ハリのイントロが流れ、思わず叫びそうになりました。如恵留くんがのえぱらで歌っていたこともあって、まさか松倉くんも歌うとは思っていなかった。でも、この曲なしで夢や未来のことを語れませんね。必要不可欠な曲!

 松倉くんの冒頭の「夢のHollywood~~~oh yeah」が聴けたことも嬉しかった。如恵留くんは、松松加入後に発表された2番を歌っていたのに対して、松倉くんは1番を堂々と歌っていたのも大変エモさを感じました。

 

『Secret Code』ど似合う。大好きな曲なのが伝わるだけでなく、それをしっかり自分の表現として落とし込んで軽快に踊っている姿が本当にかっこいい。

『Street Blues』メロウっていうんでしょうか。今にも消えそうな蝋燭みたいに、繊細でか弱い歌声。松倉くんって声の使い分けが本当に上手い。これについては後ほどまた触れようと思いますが。控えめでさりげない、オレンジの照明も綺麗でした。

 

『pure』

僭越ながら私、サビ以外を初めて聴きました。まるで、CMで聴いていた曲を映画館で初めてフルで聴いた時のような感動がありました。

 

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「愛を忘れ流れるもの多い その激流に時々僕も流されそうになることがある」

「愛を失くし感謝を忘れ 口を出さない者に棘を刺す そんな弱い者にはなりたくない」

と、冒頭では"僕"の現状や意思をはっきりと伝えていますが、

 

サビでは、

「きっと貴方は愛を生きる者さ きっと愛を知る者いるさ

貴方は孤独ではないさ 明日も笑顔でいれるさ」

"僕"から” 貴方"に変わっていて。一緒に歩いて行こうね、と寄り添ってくれているようで素敵な歌詞だと思いました。

 

 

『Panic Disorder』

あの・・・

冒頭のダンスを含め、この曲が一番好きかもしれない。

 

さっきまでのしっとりした雰囲気から一変。ぎゃんぎゃんに鳴る不穏なサウンドと、大きな背中で体いっぱい踊り狂う松倉くん。今にも燃え盛りそうなその一連の動きに、心をガッと持っていかれました。憑依型松倉くんの登場。『VOLCANO』の松倉くんを初めて観た時のような気持ちになりました。

 

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そしてダンスの表現力に口をあんぐり開けていると、歌にも衝撃を受けました。

「流行り文句が造り出した笑顔好き」の「好きぃ…」の歌い方や、「Disorder」の「er」の発音が、聴いていて本当に気持ちが良かった。

そして、

「破れた羽 冷めた眼差しも なんなく背負って きらびやかであれ」

この歌詞、刺さりました。エゴかもしれないけど、どうか余計なことは気にせずに、輝き続けてほしい。

さらに少年忍者・織山くんとの対峙。最後は、希望を見つけたみたいに何かを掴み、力尽きて倒れる演出。ど好きでした。

 

 

『NEVERLAND』

少年忍者によるパフォーマンス。「まだ見ぬ7つの驚異」という歌詞、Travis Japanのことだべ?!と思っていたら、歌いながら旗を持ってローラースケートで乱入してくる松倉くん。

「夏といえばローラーだろ"!」「夏だからに決まってんだろお"い!」と叫ぶ松倉くん。 

・・・あのですね。私、松倉くんの地声も好きなんですが、意識的に作っている、ちょっと濁点が入っていて鋭利なかんじの声が好きなので、ここのやりとりめちゃくちゃ好きでした。時々裏返った声にしているのもすごい器用。ていうかまず、声が聞き取りやすい。ツンプルだけど大切なこと。

「わたくしこの夏、ローラースケートを始めました」

そして始まるパラダイス銀河

さっそく真顔ですっ転ぶ松倉くん。そして、少年忍者のみんなもきゃいきゃい言いながら一緒にローラースケートで踊ってくれて、松倉くんは「みんな、うまいうまい!」って言いながら楽しくぎこちなく踊っていて。最高じゃないですか。

 

からの、

ジェットコースター・ロマンス『Ho!サマー』

Ho!サマー、聴きながら、そういえばキンプリちゃん(King & Prince)が1stコンでカバーしていたなあ・・・と思い出し、当然のように最後は「プリーズ プリーズ ミー yeah!」って終わるのかと思っていたら。

「Last summer dream yeah!」だったので、お?って思いました。こっちのほうがなんだか切ないね。

 

そして一連のローラースケート茶番(茶番いうな)、松倉くんはおそらく計算でこけてるんですよね・・・最後の決め技のときとか。完成されたものばかりじゃなくて、こういう"できない"っていうのも楽しいよね!って演出が楽しかった。素晴らしいコーナーをありがとう!

 

『Kis-My-Calling!』

神様にお願いしたら、いろいろと雑なトラジャメンバー(お面)の登場。

「トラビスジャパンだーーー!トラビスジャパンがいるーーー!」とカメラに向かって嬉しそうに叫んでいるのが可愛かった。最後はみんなが掃けていなくなってしまい、「待ってトラビス!トラジャ!いかないで!」って叫ぶんだけど最後は「ありがとう!ありがとう!」と言う松倉くん。

愛と感謝を忘れていない・・・と勝手に感激し、メモしそうになりました。

 

『秘密』

松倉くんがカバーしたことあるのは知ってたのですが、想像以上に可愛かった。

そしてあんなに「秘密」のイントロでわいわいする?可愛い曲だけどさ、そんなわいわいする?曲が始まっても少年忍者との笑い声が聞こえてきて、このしあわせ溢れる感じに泣きそうでした。

 

『手と手』

自粛期間中に作った新曲。

「手を繋ぎたい でも手を繋げない世界 儚さともどかしさが 僕を離してくれない」

もうこの時点で天才なんですが・・・

「こんな時こそ青空を生きて歩もう」「必ず迎えに行くから」「手を繋げる日が来たら また愛し合おうね」などなど、松倉くんって本当に真っっっ直ぐな歌詞を書くなあと思いました。それに対して、メロディーは真っ直ぐにいかなくて、意外なメロディーの流れなんですよね。あくまで個人的な印象ですが。そこが興味深い。

 

『街』

松倉海斗 × 街 の安心感すごい。

実家に帰ってきたような気持ちになりました。『手と手』を聴いたことでさらに、松倉くんの思考がわかったような気がする。

「何かを守る為に 愛を伏せるなんて不細工だ」

 

『Time』『Finally Over 』では、松倉くんが手の先や足の先、髪の毛にまで神経を張り巡らせることができるということが判明しました。さっきまでローラースケートでくるくる回り、「やったぁ3回転!」とか言いながらすっ転んでいた人と本当に同一人物???黒衣装をまとった金髪の松倉くんが、より神秘的に見えました。一生みていたいと思った。

 

星をめざして

そしてストーリーテラーの正体がわかった後の曲。「振り返らない」という歌詞を聴いて、一曲目のLIFEの「振り返らずに歩み続けたい」を思い出しました。

ソロコンって、その人が一貫して重きを置いている言葉や思いが見えてくるんだなあ。楽しい!

 

エナジーソング~絶好調超!!!!~』

松倉くんに歌ってほしい嵐の曲の中に『ファイトソング』を入れていた私は、こっちかあーーー!いや、こっちだわ!となりました。

 

 

「悔しくたって立ち竦んだっていま歌唄ってこうして立ってる

あなた方と私たちの証たちよ」

 

人生の中で選択肢も分岐点も数えきれないくらいにあって。去年も悔しい思いをして。でもその中でトラジャがこの1年間、悔しさを力に変えて、たくさんお仕事をこなし、新しい挑戦をし、たくさんの出会いがあったこと、とても意味のあることだったんだよ、と泣きそうになりました。「この5人と」を「トラジャと」に変えて歌うのも素敵。

 

 『Summer Paradise』

通称「サマパララ」。配信が始まる前の待機画面でインストが流れていたので、どんな曲なんだろう?と気になっていたのですが、好きな曲になりました。このアガる曲を最後から二番目に持ってくることで勢いをつけて最後までテンションを上げてくれたの、ほんっとうにすごいな・・・と思います。

 

『Together Now』

綺麗で力強い歌声。この曲が始まると毎回、あーもう終わりかぁ、あっという間だったな・・・って思ってしまうんですが、サマパララの後ということもあって、気持ち的にはもう希望に満ち溢れているんですよね。明日も頑張れるな〜〜って。セトリの流れがとっても丁寧で、綺麗。ものすごく考えたんじゃないだろうか。

そしてこれは意図的かはわからないんですが、 2公演目以降も「もう一回 もう一回」「まだまだ終わらないから」から始まるまちゅパラって、なんだかループしてるみたい。

 

そして松倉くんの言葉、

「きらびやかな景色を見させてもらってるけど、その中でも悩みとか葛藤とか挫折があって、それを乗り越えた先に、きらびやかな夢があるのではないのかな。それを信じて突き進むからこそ掴み取れるんじゃないかな」

 

きらびやか。

私が心を鷲掴みにされた『Panic Disorder』の歌詞にも出てきた言葉。松倉くんの中で特別な言葉なんだろうなと感じました。そして8.8のことにも触れ、

「塗り替えるっていうよりは、思い出更新、みたいな。」

ここで松倉くんがにこって笑った時、無性に泣きそうになって、この人のことが好きだ、と再認識しました。真っ直ぐで、力強くて、凛々しくて、可愛さとかっこよさが共存していて、思った以上に自分の良さの見せ方を知っている。惚れ直し、大きな信頼を置き直しました。

 

 

 

 

 ここからは、セトリ以外で個人的に嬉しかったこと。

 

・「Travis Japanの松倉海斗でーす!」が聴けたこと。

Travis Japanの・・・と言うと「川島如恵留です」や「宮近海斗です」と続くことが多いので新鮮だった。

 

・「ファンの皆さん」ではなく、「配信をご覧の皆さん」と言い続けてくれたこと。

自分のファンだけが観ているわけじゃないことを知っていること、ほどよい距離感で観られることができたこと。

 

・MC

のえぱらやうみパラのMCでは、なるべく言葉を繋いでたくさん喋っていた印象でした。それに対してこの子、どれだけ長い沈黙をつくろうがビビっていなかった。思っていた以上に肝が座っているんだなーと、意外でしたね。3公演とも何の脈略のなく側転し始めるしさ。恐ろしい子・・・

  

・2公演目で、1公演目よりかは緊張が解けた、と報告してくれたこと。

当たり前なんですが、リアルタイムの松倉くんを観られているんだなーとしみじみ思い、なんか嬉しかった。

 

・バックで踊ってくれた少年忍者の子とのやりとり

松倉くんって後輩に対してどんな風に接しているんだろうって気になっていたのですが、ここは楽屋か?ってくらいワイワイふわふわしたMCで、距離感が伝わって癒されました。少年忍者のみんな、のびのびとしたパフォーマンスでたくさん盛り上げてくれて本当にありがとうございます・・・

 

・ありがとう!まじさんきゅー!俺の人生の青春!

等、公演中たくさん『ありがとう!』を伝えてくれたこと。視聴者にも、少年忍者にも、トラジャのメンバーにも。あと煽りで、声出せんのか!オラ!とか言われたらどうしようって思っていたら「声出してもいいよー!」だったので、優しいなと思いました。

 

 

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私、松倉くんのこと全然知らなかった。

なんかね、もっと松倉くんのペースに飲まれて松倉ワールドをみせられるのかなって思ってたけど、とてもサービス精神があって、ほどよく隙をみせてみんなが「松倉ww」って気軽に入り込める場面をつくっていた印象。狙ってない素の彼がめちゃくちゃ面白いと思ってたけど、計算して考えたこともこんなにも面白いってもう、最強ですね。

Travis Japanのことをもっと早く知っていればよかったって何度も思うことがあって。でも今日までに見つけられて、トラジャを好きになって、この瞬間を生きる松倉くんを観ることができてよかったととても思いました。だっていま、とっても楽しいんです。トラジャみんなが好きで、トラジャが好きな松倉くんが好きで、それでいいじゃないかと思いました。

今回のまちゅパラについて、松倉くん風に言うとしたら「まじでありがとう!まじで!最高!」ですね。

 

 

『ぜったいデビューしようね』。

この日のこと、忘れられそうにないです。

最高の夏、まじでありがとう。 

 

 

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